「話を聞いてくれない」

人の話を聞けない人もいる

 親しい関係の相手が「(自分の)話を聞いてくれない」と不満をもってしまう人がいます。特に、女性が男性に対して、そう思うことが多いでしょう。
 世の中には“話を聞かない男”が多いということでしょうか。

 「話を聞いてくれない」という不満は、「問題解決の力になってほしい」と「ただ話を聞いてほしい」の二つの願望があるからだと思います。
 男性の場合には「問題解決」を、女性の場合には「話を聞く」ことを重視する傾向があるようです。

 問題解決を重視する人は、できるだけ早く解決法を提示するのがいいと考え、相手の話を全部聞かないうちに答えを出そうとしたりします。相手の気もちを思いやるよりも、正しい答えを探すことに頭を使います。
 また、いい答えが出ないようなめんどうな問題や、自分にとってはどうでもいいような問題に関する話を聞くのを嫌がる人もいます。

 「話を聞いてくれない」と不満を抱いた時の一つの考え方は、「うまくお願いしてみよう」です。
 具体的には、まず、「話を聞いてほしいんだけど、今いい?」とひと言聞いてからがいいでしょう。こう言われれば、「いいよ」と答えることのほうが多いでしょう。「今はちょっと。かんべんして」と言われた時には、あっさり引いたほうがいいでしょう。
 もう一つ大事なことは、適当なところで切り上げることです。そして、「ありがとう、話したらスーッとした。また、話聞いてね」と言えば、相手はいいことをしたと気分をよくして「いいよ」と答えるでしょう。
 このような感じて、相手を少しずつ聞き上手に育ててみてはどうでしょうか。

 もう一つの考え方は、「この人が話を聞いてくれないのはしかたがない」と考え、「誰か他の人に聞いてもらおう」もしくは「他の方法でストレスを発散しよう」のように考えてみてはどうでしょうか。
 世の中には、人の話を聞きたくない人も聞けない人もいます。そういう人が変わることを期待してイライラし続けるよりも、「この人は(こういう人だから)しかたがない」と考えたほうがいいのではないでしょうか。

 うまくお願いすれば話を聞いてくれる人かどうか、相手を見て判断できれば、と思います。


   

幸せになる考え方