自分のことは自分で決めよう

 “人生の選択”と言えるような大きな問題の場合、周囲の人の意見や思惑も考慮しなければならないことがあります。
 自分は「こうしたい」という気もちがあっても、親や配偶者などが反対したり意見が合わない場合があり、相手の意見と自分の望みのどちらを採るかで迷ってしまうことがあります。

 人の意見を聞くのはいいことです。
 でも自分の人生の問題は最終的には自分で決めます。人が言った意見を選んだとしても、それが自分の選択です。
 その選択の結果を経験するのも自分です。“人生の選択”の責任は(意見が違った人とのその後の関係も含めて)、自分の人生の経験としてとることになるのです。

 最終的な選択は、相手の気もちと自分の気もちのどちらを大切にするかです。さらに言うと、相手を大切にしたい自分の気もちと、自分の望みを大切にしたい自分の気もちのどちらを採るかということです。
 相手を大切にしたい気もちが強ければ、相手の意見を尊重すればいいのです。それも立派な選択で、人間として素敵な選択だと思います。相手の意見に同意すると決めれば問題は解決です。

 もし自分の望みを大切にすると決めたのなら、それを押し通せばいいわけです。
 ただし、相手の援助が必要な場合には押し通すわけにはいきませんから、説得できなければあきらめるしかありません。それはしかたがないのです。今の自分にはそれをやる力が足りないのですから。
 自立してできることなら、自分の望みを押し通すことはできると思います。

 人の意見はあくまでも参考として、「(自分のことは)自分で考えて決めよう」という強い気もちがほしいと思います。
 そして、自分の選んだ道が「これでよかった」と言えるように、努力を続けることが何よりも大切なのです。
 自分の選択が正しかったことを実証する(自分がその選択の中でイキイキと幸せに生活する)ことが、反対した人に対する何よりのアピールになるのではないでしょうか。

    選択・決断に迷った時

幸せになる考え方