「寂しい」

ひとりは寂しい? ひとりも愉しい?

 夜ひとりでいる時などに、ふと「寂しい」と思ってしまうことがあるという人はけっこういると思います。中には強い孤独感に襲われてしまう人もいます。
 そんな時に、現在の人間関係の問題や、過去の人づきあいや、自分の社交能力などについて考えると、さらにつらくなってしまいます。


│ 「寂しい」と思う時があってもいい


 まずは、自分の「寂しい」という気もちに驚かずに、過剰反応しないことが大事だと思います。
 そのためには、「こういう時もある」「寂しいと思っている人は他にもたくさんいる」などと考えられれば、少しは心が落ちつくのではないでしょうか。

 「寂しい」と感じても、それを恐れたりあせったりして、孤独の原因について深刻に考えないほうがいいでしょう。
 そのまま考え続けると、もっと寂しくなるだけでしょう。


│ 何かを始めればいい


 「寂しい」と感じた時には、「何かをしよう」と考えればいいのではないでしょうか。

 まず思いつくのが、誰かとコンタクトをとることでしょう。
 誰かと会うようにする、電話をかける、人のいる所に行くなどです。

 次に考えられるのは、テレビやビデオを見たり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、ネットにアクセスしたりすることです。
 ひとりでもこのようなことをしていれば、「寂しい」と感じない人は多いでしょう。
 他にも、ひとりでできることはたくさんあるはずです。

 基本的には「やりたいことをやればいい」のだと思います。
 何かを始め、それに集中できれば、寂しいことは忘れられるでしょう。


│ 心が落ちついた時に、長期的な対策を


 「寂しさ」へのもっと長期的な対策もあります。

 一つは、友達をつくる、恋人をつくる、誰かとの関係を良くするなど。
 もう一つは、何か新しいことを始めることです。自分の夢や目標となるものや習い事や趣味やボランティアなど、続けていけるものがいいでしょう。もしかしたら、その中で親しい人ができる可能性も十分にあります。

 ただし、長期的な対策はすぐにできるものではありません。

 また、寂しいと感じたその場では、なかなか前向きには考えられかもしれません。そんな時には、「そういうこと(長期的な対策)はあとで考えよう」と考え、心が少し落ちついてから考えたほうがいいでしょう。


│ ひとりを愉しめるようになる


 「寂しい」と思った時は、「自由な時間」なのではないでしょうか。だとすれば、「やりたいことができる時間」とも考えられるはずです。

 そういう時には、「こういう時もある。今は自分の自由な時間。(今できる)やりたいことをやって、ひとりを愉しもう」と考えてみてはいかがでしょうか。
 ひとりを愉しめるようになれば、それだけ寂しい思いをすることは減るでしょう。

 「ひとりは寂しい」と考えるか、「ひとりは気がラク」「ひとりも愉しい」「ひとりならやりたいことが自由にできる」「ひとりも好き」などと考えられるかによって、感じ方はまったく違ってくるのではないでしょうか。

    生活を楽しめない時

幸せになる考え方