「これ以上疑ってもいいことない」
人を疑うことのメリットとデメリット
「ダマされるのではないか」「裏切られるのではないか」などと、人を疑ってしまうことがあると思います。人を疑うのはあまり気分がいいことではありません。
疑うことでダマされない、というメリットがあります。
また、ふと人を疑うことを考えてしまうのはしかたがないと思います。
「少しは疑ってもいい」と考えたほうがいいでしょう。
疑うことのデメリットもあります。
まず、疑うことでイヤな気もちになります。人を疑う自分に嫌悪感をもってしまう人もいるでしょう。
疑うことで関係が良くなるということはないのでないでしょうか。
強い疑念は自分の言動に何かしら現れ、つきあいに消極的になったり、対応がぎくしゃくしたりすることもあるでしょう。そういうものが相手にも伝わり、関係が悪くなる可能性のほうが高いでしょう。
露骨な表現をしてしまえば、相手も疑われていることを感じてしまいます。疑われた相手がどういう気もちになるかは、自分が疑われた場合を考えてみればわかると思います。
人を疑っている自分に気づいた時には、「これ以上疑っていいことある?」と自問してみるといいと思います。
「これ以上疑ってもいいことない」と考えることができれば、疑うことをストップできるでしょう。
自分が相手を疑うことで、その人との関係が悪くなってしまうのは、自分が望むことではないでしょう。
心の中の「疑惑」に従うのではなく、心の中の「愛」に従って行動したほうがいいのではないでしょうか。
人を疑ってしまった時には、疑うことのメリットとデメリットを考えてみてはどうでしょうか。