「嫉妬してしまう」
なりたくない自分?
人の恵まれている所や幸せそうな所を見て、「いいなぁ」「うらやましい」とか、ふと思ってしまうことがあるのではないでしょうか。
さらに強い、悔しい気もちや妬ましい気もちになってしまう人もいます。中には、「相手が憎い」と思ってしまう人もいます。
嫉妬心でイヤな気もちになっても、いいことはないのではないでしょうか。
妬ましい気もちや憎悪の気もちから、(不幸になる考え方をして)悪いことをしてしまう可能性もあります。
自分の嫉妬心に気づいた時に、どのような幸せになる考え方を心がけたらいいのでしょうか?
まずは、自分の嫉妬心に過剰反応しないことだと思います。
自分の嫉妬心にさらに火をつけるような考え方や、逆に自分を責めるような考え方はやめたほうがいいでしょう。
そのためには、「うらやましいぐらいならいい」と、小さな嫉妬心は軽く受けとめることができたら、と思います。
「人は人、自分は自分」と言い聞かせることで、心を落ちつけることができれば、いちばんいいのではないかと思います。
もう一つの考え方は、「そんな自分にはなりたくない」です。
“人に嫉妬する自分”“人を憎む自分”には「なりたくない」と思う人は多いのではないでしょうか。
そういう人は、自分が人に嫉妬しているのに気づいたら、「そんな自分にはなりたくない!」と強く言うことで、今していた嫉妬するような考えをストップできればいいのです。
さらに、「こんなことを考えるより、もっといいことを考えよう」「人を憎む時間があったら、自分のために何かいいことをしよう」のように考えられたら、なおいいでしょう。
知らず知らずのうちに自分がイヤな人間にならないためにも、「そんな自分にはなりたくない」という歯止めがあったほうがいいのではないでしょうか。