「失恋からなかなか立ち直れない」
大きい不幸から立ち直るための3つのステップ
「失恋からなかなか立ち直れない」という人がいます。
中には長い年月がたっても、「裏切られたことが忘れられない」という人もいれば、「別れた人を忘れられない」という人もいます。
「失恋からなかなか立ち直れない」というような場合には、「まず受け入れよう」「希望をもとう」「幸せになる考え方を心がけよう」の3つのステップを心がけることで、立ち直ることができたら、と思います。
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│ 第1のステップ 「まず受け入れよう」
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失恋した直後には、ショックもあり、とても悲しくてつらいことでしょう。
そういう時には、まず「自分の感情を受け入れる考え方」を心がけられたら、と思います。
「悲しいのはしかたがない。(泣きたければ、泣けばいい)」「こういう思いは自分だけでなく、多くの人が経験していること」などと考えられれば、少しはラクになれるのではないでしょうか。
ひたすら自分の感情を受け入れ、「今はあれこれ考えるのはよそう」と考えたほうが、あまり不幸(感情に)に陥らなくてすむでしょう。
失恋は人生の中でも大きい不幸な出来事であり、ある程度の期間つらい思いをするのはしかたがないと思います。喪失感から過去のことをいろいろと想い出してつらくなってしまうことも多いでしょう。
そういう時には、「現実を受け入れる考え方」を心がけられたら、と思います。
「現実は現実」「どうしようもない」「相手とは縁がなかったのだ」などと考え、不幸を嘆いたり相手を悪く思ったり自分を責めたりする考えをストップできたら、と思います。
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│ 第2のステップ 「希望をもとう」
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現実を受け入れることができれば、次のような「希望をもつ考え方」もできるようになれるでしょう。
「この悲しみ・つらさもいつかはおさまる」「そのうちに幸せに向けて動きだせる」「ふつうに生活できる日々がきっと来る」「いつかいい出会いがあるのではないか」など。
希望をもてるまでの期間は、その人によって違いますが、「希望がもてたらいいな」と思い続けていれば、きっと希望をもてる時が来るでしょう。
希望がもてれば、幸せになる考え方もできるようになるでしょう。
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│ 第3のステップ 「幸せになる考え方を心がけよう」
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失恋から立ち直りたい、もうこれ以上つらい思いはしたくないと思うのなら、幸せになる考え方を心がけたほうがいいでしょう。
そのためにはまず、その失恋についての考え方を変えることだと思います。
「裏切られた」「自分はダメだ」「不幸だ」などと考えているうちは、なかなか幸せに向けて踏み出せません。
「いい経験と考えよう」「悲しいのはそれたけ幸せだった証拠」「人生の中での幸せな時間を過ごすことができたのだ」「恋愛や生き方について考え直すいい機会」「この失恋から何かを学び、次にはもっといい恋愛をしよう」などと考えられたら、と思います。
「いい経験」と思えるようになれば、ふと想い出してしまっても、「いい経験だった」と考えることで、心を落ちつけることができるでしょう。
さらに、「別れは次の素晴らしい出会いのチャンス」「いい機会だから、何か新しいことを始めてみよう」「もっといい女(または、いい男)になるように努力しよう。(見返してやる)」「次に出会う人を精いっぱいに幸せにしよう。(後悔させてやる)」などと、失恋を心のバネやいい機会と考え、幸せに向けて動きだせれば、なおいいでしょう。
失恋という現実をちゃんと受け入れ、希望をもち、幸せになる考え方を心がけるようにすれば、新たな目標や次の恋愛に向けて動きだせるのではないでしょうか。