「○○もよし、□□もよし」
迷い続け、悩み苦しみ続けるよりは、・・・
様々な問題で迷ってしまうことがあると思います。
Aか/Bか、するか/しないか、始めるか/始めないか、やめるか/続けるか、別れるか/別れないか、変えるか/変えないか、・・・。
よく考えるのはいいことですが、迷いすぎて悩み苦しんでしまうのはよくないのではないでしょうか。
すごく迷った時には、「○○もよし、□□もよし」と考えるようにするといいでしょう。
迷うからにはいずれにも良い所があるはずです。そこに主な視点をもっていくことで、選択がしやすくなります。たとえば、
「この仕事を選んでも良さそうだし、あの仕事も良さそう」
「転職するのもいいし、今の仕事を続けるのもいいんじゃないか」
「結婚するのも幸せ、独身でもいろんな幸せがある」
「新しいことを始めるのもいいし、今はこのままでもいいんじゃないか」
このように考えられれば、どちらでもいいわけですから、選びやすくなります。
選択肢にはそれぞれプラスの面とマイナスの面があります。
マイナスの面があってもプラスの面を重視することが、「○○もよし、□□もよし」という考え方のポイントです。
たとえば、一部問題があったり/不安があったり/悪い結果になるかもしれないけど、とにかく好き/得られる喜びが大きい/やりがいがある/安定している/希望がある/やれるだけでも幸せ/いっしょにいられるだけで幸せ/いい経験になるなどのプラスを重視できれば、「これもよし」と考えられます。
「これもよし」と考えるもう一つの方法は、マイナスの面を受け入れることです。
決断できない理由で多いのは、何かを恐れているからではないでしょうか。悪い成り行きや結果を想像したり、選択の結果で何かを失うことを恐れたり、大変なんじゃないかと思ったり、自信がないと考えてしまったり、先行きのわからない不安や変化に対する不安を感じてしまったりすることで、なかなか決断できないことがあります。
「失敗したらその時はその時」「ベストをつくせばいい」「いい経験をすると思えばいい」「なるようになる」などと考えることができれば、マイナスの面は除いて、それを選ぶことで得られるプラスやうまくいった時のプラスなどを優先して、決断することができます。
すごく迷うということは、選択肢にあまり差がないということではないでしょうか。
ある程度考えたのなら、そこで力を抜いて「どっちでもいいんじゃないの」と考えたほうが(悩み苦しみ続けるより)いいのではないでしょうか。
「○○もよし、□□もよし」と考えることで、少しはラクに決断できるでしょう。