歩きながら考えよう
立ち止まって考えていても何も始まらない
新たにやりたいことがあるのだけれど、始めようかどうしようかと迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。
そのような時に、「歩きながら考えよう」と考えられる場合があります。
もしすぐに引き返すことができることなら、とにかく始めてみてから続けるかやめるかを決めたほうが、いつまでも迷っているよりも手っ取り早かったり、正しい判断ができたりします。
いくら考えてもやってみなければわからないことがあります。
実際に歩き始めてみれば、どういう道でどんな感じがするかが実感できます。自分に合っているか、向いているかどうかも感じられるのではないでしょうか。今の自分にはどのくらいできて、何ができないのか、何が課題なのかがわかるでしょう。
先に進めば、遠くからは見えなかったゴールへの道が見つかるかもしれません。将来の展望も見えてくるのではないでしょうか。
また、始める決断はしなくても、「今できるだけの準備をしてみよう」と考えるのもいいでしょう。
始めたいことに関する知識を得ることや、決断した後の計画やアイデアをふくらませてみればいいのです。本当にやりたいことだったら、準備をすればするほどやりたい気もちが強くなり決断できるようになるでしょう。
「いい経験をするつもりで」と考えられるのなら、歩き始めることができるでしょう。
知らない道には、新鮮な経験があり、それだけでも「いい経験」になるはずです。たとえ引き返すことになっても、いい経験と歩いた分の足腰の鍛錬になります。将来、別の道を歩く時の力になるでしょう。
新しいことを始める際には、なかなか決断できないことがあります。
でも、立ち止まって考えていても何も始まらないし、未経験者の想像だけでは正しい判断材料にはならないのです。始める決断に迷っていつまでもくよくよしているくらいなら、「ダメなら引き返せばいい」という覚悟でやりたいことを始めてみてはいかがでしょうか。
新しいことを始めようかどうしようか迷った時には、「歩きながら考える」という方法もあることを思い出してみてください。
人生の中では、勇気を出して新しいことを始めたほうがいい時があると思います。