行動を決断するための幸せになる考え方
「(やりたいを)やろうか? どうしようか?」「(新しいことを)始めようか? どうしようか?」と迷ってしまうことがあるのではないかと思います。
決断できない理由は、何かを恐れているのかもしれません。
うまくいかないことや困難を恐れて新しいことを始められない、人がどう思うか・人に何と言われるかを恐れてやりたいことができない、失敗を恐れすぎて自分の夢や目標がもてない、失恋で傷つくことを恐れて恋愛に消極的になっている、人間関係のトラブルを恐れすぎて親しい人づきあいができない、・・・。
実際には、何かを恐れていることに気づいていない場合が多いのでしょう。
行動する決断がなかなかできない時、「何を恐れているのだろうか?」と自問してみれば、自分が心の中で恐れているものに気づけることもあるのではないでしょうか。
自分が恐れているものに気づいたら、「(恐れているものを)覚悟しよう」と考えることで、決断できることがあります。
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│ 犠牲を覚悟する
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何かをやるためには、それに自分の時間やエネルギーやお金などを費やすことになります。それだけ、他のことに使える分が減ってしまいます。
そのために、他にやりたいことや人づきあいや欲しい物をあきらめなければならないこともあります。
それは選択なのです。何かを選べば、選ばれないものが出るのはしかたがありません。
一人の人間(の時間・エネルギー・お金など)には限りがあります。すべてを得よう・何もあきらめないというのは欲張りすぎでしょう。
欲張って決断できないために、何もしないで何も得られないことが、自分にとっていちばん損なのではないでしょうか。
そういう場合、「これをやるためには(この程度の犠牲は)当たり前(しかたがない)」と覚悟できると、決断できるでしょう。
その前に、それをやることで得られるものを思い起こしてみるといいでしょう。やる価値があると思えれば、ある程度の犠牲も覚悟しやすいのです。
◇行動する価値を考える
◇仕事の目的・価値を思い起こす
◇目標をもって生きる価値
◇人づきあいの目的・価値
また、「いい経験をするつもりでやってみよう」「何もしないよりもいい経験をしたほうがいい」などと、やる価値を考えることで決断できるかもしれません。うまくいってもいかなくても、長い目で見れば自分にとって「いい経験」になるのではないでしょうか。
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│ 困難を覚悟する
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やりたいことを始められないのは、困難を恐れているからかもしれません。
何かを始めれば、慣れないことに戸惑ったり・困ったり、思うようにいかなかったり、トラブルが発生したりすることもあるでしょう。はじめのうちは、特に大変です。
ストレスが溜まったり疲れたりすることもあるでしょう。
そんな当たり前のことでも、それを恐れたりイヤがっていたら決断できません。
「はじめは大変なのが当たり前。慣れれば平気になる」「工夫していけば少しずつうまくできるようになる」「途中で問題が発生するのは当然のこと。その都度対処すれば大丈夫」「多少の苦労は覚悟しよう」「それなりの我慢は必要」・・・。
こんなふうに、恐れているものを覚悟しその先の見通しを考えられれば、決断できるのではないでしょうか。
また、つらさや困難があるから、うまくいった時の喜びも大きいのです。
困難を乗り越えることで得られるものもあるはずです。それは、工夫や努力をする能力だったり、我慢する力だったり、自信だったりします。これらが向上することは、今後に何かを得るためにきっと役立つでしょう。
何もしなければ、自身の向上もなく、むしろ自分を弱くし、ますますチャレンジできなくなってしまうのではないでしょうか。
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│ 悪い結果を覚悟する
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やりたいことができないのは多くの場合、予想される悪い結果を恐れているからでしょう。
「悪い結果になってもかまわない」と覚悟できれば、決断できます。
たとえば、「そんなにうまくできなくてもいいんじゃないか」「人にどう思われようがかまわない」「失敗してもいい」のように考えられればいいのです。
また、「そうなったら、その時はその時」と悪い事態を受け入れることができるいいでしょう。
さらに、「そうなった時には、こうしよう」のように先の先を考えられると、なおいいでしょう。
何かを得るためには犠牲や困難やリスクはつきものです。それを恐れてばかりいては、何もできず、何も得ることができません。
恐れているものを覚悟することで決断できるようになれたらいいでしょう。それに、恐れはやり始めることで大半は消えるものだったりもします。