「××もあるけど、○○もある」

 「自分には欠点もあるけど、長所もある」
 「うまくできない事もあるけど、うまくできる事もある」
 「イヤなこともあったけど、いいこともあった」
 「意地悪な人もいるけど、やさしい人もいる」

 これらのように「××があった」と考えた時に、続けて「○○もあった」と考える。
 1つのイヤな事にとらわれてイヤな気分で過ごすより、いい事も含めて現実を受け入れることで、少しはラクになれます。
 1つの事は一面の見方です。反面もあるし、全体もあります。ちょっと高い視点から、見ることができるようになると、1つのイヤな事だけにとらわれずにすみます。

 イヤな考えで止まらずに、いい考えで終わるようにすれば、その後悪い気分を引きずらずにすみます。
 次のように、自由に言葉を選んでみてください。

  「落ち込むこともあるけれど、私この町が好きです」
               (『魔女の宅急便』・宮崎駿監督)
  「人生ラクありゃ、苦もあるさ」(『水戸黄門』のテーマ)
  「失敗はつらいけど、いい経験だと思おう」
  「悩みはあるけど、基本的には私は幸せ」

 これらのような考え方を自分でできるようになれば、ずいぶんラクに生きられるようになると思います。


   

幸せになる考え方