幸せになる考え方を身につける
心の操縦がうまくできるようになるために
幸せになる考え方を実際に試してみたら、「感じ方が変わった」「ラクになれた」「“くよくよ”(“イライラ”)が減った」などという方もたくさんいます。
一方、「生活の中では実践できない」「どうしても感情がおさまらい」というような方もいます。
「できる時もある」けど「できない時もある」というのが実際だと思います。
“くよくよ”しやすい、“イライラ”しやすい、心配性、優柔不断、傷つきやすい、落ち込みやすいなど、生まれてから現在までにつくられた考え方の習慣・クセは、そう簡単には変えることはできないでしょう。
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│ 心という“馬”
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心は、自分の一部ですが、思うように操縦できない時もあります。
頭ではわかっていても、そのように心が動いてくれない時もあります。
“馬”に乗ることをイメージするとわかりやすいかもしれません。
ほうっておくと勝手に走り回ってしまう心の部分は“馬”で、それに乗っているのも自分です。
馬をうまく乗りこなすためには、乗り方の基本を知り、実際に乗って上達を目指す必要があります。見ているだけや、ただ乗っているたけでは、いつまでたっても馬は自分の思い通りには動いてくれないでしよう。
馬には、それぞれ個性があり、クセもあるでしょう。
それらを知った上で、自分の馬に合った乗り方を工夫できたらいいのではないでしょうか。
また、馬と仲良くなることも大切なことだと思います。馬は心のある生き物です。馬の機嫌をよくするように心がけて接し、心を通わせて仲良くなったほうが言うことを聞いてくれるでしょう。
自分の心という“馬”をうまく乗りこなせるようになって、自分の行きたい(幸せの)方向へ進めるようになれたら、と思います。
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│ 一つ一つ、少しずつ
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幸せになる考え方を身につけるのには、「広げる」と「深める」の2つ方向性があると思います。
幸せになる考え方は、一つ一つ試して、一つ一つできるようになっていくしかありません。
自分の幸せになる考え方のレパートリーが増えれば、それだけ役に立つ機会が増えるでしょう。
また、幸せになる考え方がすぐに完璧にできるようにはなれないでしょう。自分なりの工夫をしながら努力を続けることで、少しずつうまくできるようになるだと思います。
幸せになる考え方を身につけていくキーワードは、「一つ一つ」「少しずつ」です。
幸せになる考え方を「一つ一つ、少しずつ」できるようになり、不幸になる考え方をして不幸な気もちになる時間を減らし、幸せになれることにもっと時間を使えるようになっていけたらいいのではないでしょうか。