「言い訳にしていない?」 〜時には自分にきびしく〜

 なぜ、「すんでしまったことはしかたがない」と思えないのでしょうか?
 過去の事を想い出してくよくよすることで何かいいことがあるのでしょうか?

  人に同情してもらいたいから?
  その事を言い訳にできるから?
  (何かをできない/しない/サボる言い訳、自分が不幸な言い訳、・・・)

 こんなことを人から言われたら、たまらないことでしょう。
 「同情してもらいたいの?」「言い訳にしていない?」と、自分で自分に聞くのも、相当にきびしいかもしれません。
 それでもあえて自分にきびしくすることがあったほうがいいのではないでしょうか。

 たとえば、過去に別れた相手に「裏切られた」と言って、いつまでもくよくよしている人がいます。
 きびしい言い方をさせてもらえば、「『裏切られた』という言葉を、自分が今幸せになる努力をしない言い訳にしている」のではないでしょうか。
 「相手が悪い」(自分のせいではない)ということで言い訳にしやすいのかもしれません。

 自分が今不幸なのは、過去の不幸な出来事のせいだけでなく、今幸せになる努力をしていないせいもあるのではないでしょうか。
 まず、過ぎたことでくよくよ考えるのをストップする努力からだと思います。

 過去の事を想い出していつまでも長い時間くよくよするのは、自分のためによくないでしょう。
 時には自分にきびしく、「言い訳にしていない?」と問いかけることも必要なのではないでしょうか。


   

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