「現実は現実。
      ○○たらいいな。どうしたら?」

 イヤなことがあった時、不満や怒りなどのイヤな気もちになるだけで終わらさずに、現実は現実として受け入れた上で、自分がどうしたいかをはっきりさせ、そのためにはどうしたらいいかを考えるというのが、「現実は現実。○○たらいいな。どうしたら?」という考え方です。

 イヤなことがあってイライラしたり怒ったり、誰かや何かのせいにしたり、不満に思ったりグチを言ったり、不遇な環境や不運を嘆いたり、うまくいかないことに自分を責めたり落ち込んだり、・・・。
 それだけで終わらせてしまっていたら、イヤな気分になるだけで、いつまでも同じことの繰り返しになってしまいます。

 小さいことやどうでもいいことなら「まぁいいか」などと軽く済ませ、問題化しなければいいのですが、自分にとって重要なことやすぐに対策が可能なことは、「どうしたらいいか」を考えたほうがいいでしょう。

 「現実は現実」というのは、受け入れる考え方です。
 「現実は現実」と受け入れることで心が少し落ちつけば、「○○たらいいな。どうしたら?」と次の考えに続けやすくなるでしょう。

 どうしたら、問題が解決できるか。どうしたら、うまくいくか。どうしたら、少しでもラクになれるか。どうしたら、いい気分になれるか。どうしたら、やりたいことができるか。どうしたら、幸せになれるか・・・。
 「どうしたら?」と考えることが大切なのです。

 「現実は現実。○○たらいいな。どうしたら?」の使用例

 要は、“心の姿勢”だと思います。
 ちゃんと足元を確認した上で、顔を上げて目標を見ながら、一歩一歩前進していく。こういう姿勢が大事なのだと思います。足元を見ないのも、目標を見ないのも、前進しないのも、それぞれ問題があるでしょう。

 「現実は現実。○○たらいいな。どうしたら?」という考え方は単純な考え方ですが、役に立つことが多いと思います。単純だから覚えやすいし、慣れれば容易にできるのではないでしょうか。

 「現実は現実。○○たらいいな。どうしたら?」を別名「3Hの考え方」と呼んでいます。「ハオハオ」を使った3Hの考え方については、ハオハオ・マニュアル「5章 ちょっと前向きに考えよう」と「ハオハオの森」にさらに詳しく書いてあります。

   

幸せになる考え方