「比較は不幸になる考え方」
不幸になる考え方はストップしよう
つい、人と自分を比較して、悲しくなったり、腹が立ったり、嫉妬してしまったり、落ち込んでしまうことがあるという人は多いのではないでしょうか。「比較」は不幸になる考え方です。これに対して、どのような幸せになる考え方ができるでしょうか。
一つの幸せになる考え方は、「ライバル心に変えよう」です。
つらい気もちをバネにして、相手に負けないように努力することができればいちばんいいのですが・・・。
そこまで前向きにはなかなかなれないかもしれません。努力しても勝てないことや自分ではどうしようもないこともあります。
もう一つの幸せになる考え方は、「人は人、自分は自分」と考えることです。
そう考えられるように努力するのはいいことだと思います。
でも、「人は人」も「自分は自分」も、そうは思えないという人も多いでしょう。
人(のいい所)と自分を比較してもしかたがないのではないでしょうか。
このような不幸になる考え方は、そのことを考えるのをやめたほうがいいのです。
「やめる」と言っても、つい比較の考え方をしてしまうのはしかたがありません。無意識にですから。
自分の不幸になる考え方に気づいたら、そこでその考えをストップできればいいのです。そうすれば、イヤな気もちもだんだんおさまっていくでしょう。
実際には、「比較は不幸になる考え方だ。こんなふうに考えるのはやめよう。こんなことを考えるより、他に考えたいことややりたいことがあるのではないか?」と考えてみれば、何か思いつくのではないでしょうか。
他のことを考えたり、何かをやることに集中すれば、イヤなことは忘れられます。
「不幸になる考え方はストップしよう」というのが、第一の幸せになる考え方です。
幸せになる考え方が難しい時には、とにかく不幸になる考え方をストップして、他のことに意識を向けるように心がけられたらいいでしょう。