「こんなことのためにくよくよするのはもったいない」
生活の中でのちょっとしたこと、自分さえ気にしなければ何も問題がないこと、時間がたてば自然消滅してしまう問題、一年たったら忘れてしまうようなこと・・・。あなたはこのようなことを考えてイヤな気もちで過ごしてしまうことがよくありませんか?
ささいなこと、どうでもいいこと、すぐに忘れてしまうような、「小さいこと」でくよくよするのはもったいないと思いませんか?
そんな「小さいこと」に時間を使ってしまうのはもったいない。もっと他に時間を使いたいことがあるはずです。
そんな「小さいこと」にエネルギーを使ってしまうのももったいない。“くよくよ”“イライラ”すると、エネルギーを消耗するばかりでなく、ストレスがたまったり疲れてしまうこともあります。ますます他のいいことをするパワーがなくなってしまいます。
そもそも小さいことのためにイヤな気分になってしまうことがもったいない。そのためにせっかくの一日が台無しになってしまうことにもなりかねません。
「小さいこと」にこだわってしまうのは、なぜでしょうか?
感情の問題が大きいような気がします。イヤな事があった後、残っているイヤな気もちにつられてその事を考えてしまうのだと思います。
「頭ではわかっても感情が許さない」という人もいます。
その事を無意識に考えてイヤな気もちになってしまうのは、(感情の問題として)しかたがありません。
でもそのまま感情に流されてイヤなことを考え続けたり、悪く悪く考えてしまったら、イヤな気もちは強くなり、感情の問題をさらに大きくしてしまいます。
自分が“くよくよ”“イライラ”考えている事が「小さいこと」だと気づいた時には、「こんなことでイヤな気もちになるのはもったいない」と考えることでイヤな気もちを軽くすることができます。
感情はある程度はコントロールできるのです。
感情の問題は「しかたがない」部分と「コントロールできる」部分があるのだと思います。
「もったいない」と考えられるようになれば、感情に流されずに、小さいことに“くよくよ”“イライラ”する考えをストップしやすくなるでしょう。
その分の時間とエネルギーをもっと大事なこと(幸せになるため)に使えるのではないでしょうか。