「相手を良く考えてみよう」
関係を良くする簡単な方法
「相手との関係を良くしよう」と思った時に、役に立つ考え方が「相手を良く考えてみよう」です。
実際には、関係を今よりも良くしたい相手について、以下ようなことを考えるようにしてみてください。
・相手が自分にしてくれた(いい)ことを思い出す。
(だいぶ前のことでもいい)
・相手のいい所(いい面/長所など)を思い出す。
・相手の存在価値(役に立つこと/何か学べることなど)を思い出す。
このうちのいくつか(一つでもいい)を思い出して、相手を「ありがたい」「いい所もある」「価値がある」などと思えればいいのです。同じことを何度思ってもかまいません。
自分がひとりの時にそれを思えばいいだけです。現実に何かを意識してする必要はありません。(簡単な方法ですよね?)
また、相手と話をする前にやってもそれなりの効果があるでしょう。
ともかく、試してみていただければと思います。
1週間でもいいから、毎日1回1分だけでもいいから、実際にやってみてください。それで、少しでも効果がありそうなら、続ければいいのではないでしょうか。
自分が相手をどう思っているかは、相手との関係に大きな影響があります。
相手のことを悪く思っているのと良く思っているのでは、相手から受ける自分の感じ方や、相手のしたことに対する自分の受けとめ方や、相手に対する対応の考え方が変わります。相手を良く思っているほうが、自分にとっても二人の関係にとっても、いい感じ方やいい受けとめ方やいい考え方をしやすいでしょう。
また、相手をどう思っているかは、自分の表情や言葉や態度などに現れ、何かしら相手に伝わるのではないでしょうか。相手のことを悪く思っていれば、相手が自分から受ける感じが悪くなり、相手の自分に対する態度も悪いほうに変わりやすいのではないでしょうか。
実際に、関係が良くなるかどうかは「相手による」ところも大きいのですが、自分が相手のことを良く思えるようになれば、それだけ関係が良くなることが多いと思います。
少なくとも、自分が相手(との関係)から受けるイヤな感じは小さくなるでしょう。