人の幸せについての幸せになる考え方
人の恵まれている所や幸せそうな所を見て、「いいなぁ」「うらやましい」とか、ふと思ってしまうことがあるのではないでしょうか。
さらに強い、悔しい気もちや妬ましい気もちになってしまう人もいます。中には、「相手が憎い」と思ってしまう人もいます。
嫉妬心でイライラしたり落ち込んだりしてイヤな気もちになっても、いいことはないでしょう。
妬ましい気もちや憎悪の気もちから、(不幸になる考え方をして)悪いことをしてしまう危険性もあります。
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│ 嫉妬心に対する幸せになる考え方
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まずは、自分の嫉妬心に過剰反応しないことです。
自分の嫉妬心にさらに火をつけるような考え方や、逆に自分を責めるような考え方はやめたほうがいいでしょう。
そのためには、「うらやましいぐらいならいい」と、小さな嫉妬心は軽く受けとめることができるといいでしょう。
もう一つの考え方は、「そんな自分にはなりたくない」です。
“人に嫉妬する自分”“人を憎む自分”には「なりたくない」と思う人は多いのではないでしょうか。
そういう人は、自分が人に嫉妬しているのに気づいたら、「そんな自分にはなりたくない!」と強く言うことで、今していた嫉妬するような考えをストップできればいいのです。
また、「比較は不幸になる考え方」と考え、「こんなことを考えるのはよそう」「こんなことを考えるよりも、○○をしよう」などと、切り替えられるようになれるといいでしょう。
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│ 人の幸せをどう考えるか
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人の幸せをどう考えたらいいでしょうか。
人の幸せが、自分の幸せとできないことの場合、
人の幸せは素直に祝福しましょう。
それで自分も少し幸せな気もちになりましょう。
そして、忘れましょう。
人の幸せを羨んでも、自分の幸せにはなりません。
人の幸せが、自分が今もっている幸せの場合、
自分のもっている幸せを十分に味わってください。
「・・・で幸せだなぁ」と言ってみてください。
ただし、人の幸せと比較しないでください。「比較は・・・」です。
また、たまには自分のもっている幸せを思い出して感じましょう。
人の幸せが、将来、自分が出会うであろう幸せの場合、
その幸せとの出会いを期待しよう。
自分がその幸せに出会ったときを想像してみてください。
将来の幸せを信じましょう。
人の幸せが、自分の夢や目標となるものの場合、
夢を実現するにはどうしたらいいかを考えましょう。
そして、今できることを考え、一歩一歩前進しましょう。
自分の夢をもって生きている幸せを感じながら。
人の幸せをどう考えるかは、自分しだいです。
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│ “人の幸せ”よりも“自分の幸せ”
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人の幸せを見て、少しぐらい嫉妬心が湧いても、「人は人、自分は自分」と言い聞かせることで、心を落ちつけることで済ませれば、いちばんいいのではないかと思います。
ただし、「自分は自分」と思えるようになるためには、それなりの努力と時間が必要なのかもしれません。
人に嫉妬してしまうのは「自分が今幸せでないから」と考えることもできそうです。今の自分(の生活)への不満が、人の幸せに気づいたことをきっかけに湧きだしてしまったのかもしれません。
ということは、自分が幸せに暮らせるようになり、「今自分は幸せ」と心から思えるようになれば、人に嫉妬しなくてすむのではないでしょうか。