「すべてのことはいい経験」


│ 過去のことはすべて「いい経験」


 過去のイヤな出来事を想い出してくよくよしてしまうことがあると思います。
 そんな時に、「すべてのことはいい経験」と考えられるようになれるといいでしょう。

 さらに、「いい経験(だったと言えるよう)にしよう」「いいきっかけにしよう」などと考えられるといいのです。

 ただし、大きい不幸な出来事に遭った直後には「いい経験」と考えることは難しいでしょう。
 そのような場合には、「不幸を幸せに変えよう」と考えられるようになれるといいでしょう。

 どのような不幸も時間をかければ、「(人生の中での)いい経験」と考えられるようになれると思います。

 いずれにしても、過ぎたことであまりくよくよしないほうがいいでしょう。


│ 現在のことも「いい経験」になる


 何か問題を抱えて悩ましくなった時にも、「すべてのことはいい経験」と考えられるといいでしょう。

 「この悩みもきっといい経験になる」と考えられるといいのです。
 さらに、「いい経験にするためには、どうしたらいいだろうか?」と考えられると、なおいいでしょう。

 たとえば、人間関係の問題では「この悩みもきっといい経験になる」「人生は人間関係を学ぶ場」「イヤな人はいい練習相手」などと考えられるといいでしょう。

 このような考え方ができると、問題に対する心の姿勢が変わり、心が落ちつき、少しは前向きに問題を考えられるようになれるのではないでしょうか。(悩みや問題を抱えた時の幸せになる考え方

 もちろん、いいことがあればそれも「いい経験」です。
 いいことがあった時には、余計なことを考えずに、素直に喜べるようになれるといいでしょう。
 「幸せだなぁ」と思えるようになれると、なおいいでしょう。

 人生の経験の中から、自分の幸せを見つけていくことも大事なことです。
 自分の幸せのレパートリーを一つ一つ増やしていけば、それだけ幸せになっていけるでしょう。


│ 未来に「いい経験」をするために


 幸せになるためには、自分が望む目標をもって努力したほうがいいでしょう。
 自分が望んでいるものがあるのに、それに向かって行動・努力できないのは失敗を恐れすぎているからかもしれません。

 そのような場合には、「とりかえしのつかない失敗など(めったに)ない」「一時の失敗があったとしても、立ち直って次を目指せばいい」「少なくともいい経験になる」「自分があきらめない限り、人生の失敗などない」などと考えられるといいでしょう。

 さらに、「何もしなければ、何も得られるものはない」「失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れよう」や、「いい経験をするつもりでやってみよう」「何かを学び、今後の人生に活かせばいい」「自分の成長のためにやろう」のような前向きな考え方ができると、なおいいでしょう。

 成功(自分が望むものを得ること)は、「幸せなこと」「自信につながる」「得られるものが大きい」など、間違いなく「いい経験」でしょう。

 一方、失敗も「いい経験になる」はずです。
 「すべてのことはいい経験」と考えられるようになり、「いい経験をするつもりでやってみよう」と考えて行動できるようになれるといいのではないでしょうか。


│ 「今は幸せ」と思えるようになる


 「すべてのことはいい経験」と思えるようになる、もう一つの方法は、「今は幸せ」と思えるようになることです。

 「今は幸せ」と心から思えるようになると、過去のすべてのことが「人生の中ではいい経験だった」と思えるようになります。

 「今の幸せは、今までのすべての経験があったから」「過去の不幸も、それがなかったら今の(幸せな)自分はない(はず)」などと考えることができます。

 また、「今が幸せ」と思える人は、「将来も幸せ(だろう)」と思いやすいでしょう。今と同じでいいのですから。
 「今が幸せ」と思えない人は、「将来は幸せ」と思いにくいでしょう。どうしたら幸せになれるかがわかっていないから、今が幸せでないのですから。

 現在日本に暮らす大半の人は考え方を変え、心がけを変えれば、「今は幸せ」と思えるようになれると思います。

 「今はすごく幸せ」と(一時的にではなく)思えるようになるのは難しいでしょうが、「今は、ある程度(それなりに/基本的に)幸せ」と思えるようになることはできると思います。

 「すべてのことはいい経験」「人生は自分を育てる場」「自分を育てていけば、少しずつ幸せに(暮らせるように)なっていける」のような考え方ができるようになれるといいのではないでしょうか。


    幸せになる考え方