不幸になる考え方に気づけない

 幸せになる考え方ができるようにための第一の関門は、自分の不幸になる考え方に気づけることです。ところが無意識にしてしまう自分の不幸になる考え方にはなかなか気づけないものです。
 だから、いつのまにか長い時間イヤな気分で過ごしてしまうのです。

 自分の不幸になる考え方に気づくための一つの方法は、自分の不幸になる考え方のクセやパターンを知ることです。それを自覚していれば、「またこのクセだ」「いつものパターンだ」と気づけることが多くなります。

 自ら気づいて「またくよくよ(イライラ)している」と(心の中で)言えれば、“くよくよ”“イライラ”から抜け出すきっかけになるでしょう。

 もう一つの方法としては、自分の感情に敏感になることです。
 不幸になる考え方をしている時には様々なイヤな感じをともないます。悲しい/つらい/悔しい/腹立たしい/イライラ/不安/悩ましいなどのイヤな気もちに気づくことで、自分が不幸になる考え方をしていることがわかります。

 自分のイヤな気もちに気づけるようになるためには、「気分よく過ごそう」と日頃から心がけることです。

 そうすれば、少しずつ自分の不幸になる考え方に気づけるようになれるでしょう。

 また、「小さいことにくよくよ(イライラ)するのはやめよう」と決意することが大事です。決意が固ければ、それだけ自分の不幸になる考え方に気づけるでしょう。



幸せになる考え方