「悪く思われたくない」
「人に悪く思われたくない」という思いは、誰の心の中にもあるのだと思います。
そのために、相手に「嫌われている(のではないか?)」と考えてしまい、悩み苦しんでしまう人もいます。
そんな時の第一の考え方は、「(人の心は)わからない」です。
人の心(人が考えること)はわからないのです。推測はできても、それは不確かなものです。不確かなもののために、自分がイヤな思いをするのはバカらしいのではないでしょうか。
「嫌われているのではないか」と思ってイヤな気もちになった時には、「本当? 絶対?」と考えてみれば、「わからない」「絶対とは言えない」と気づくことができるでしょう。
「わからない」のだったら、「わからない(不確かな)ことでイヤな思いをするのはやめよう」と考えることができるのではないでしょうか。
もう一つの考え方は、「相手の問題」です。
もし、相手に対する悪意が自分になく、この程度なら言っても(しても)「ふつうは問題ない」と思うのなら、あとは「相手の問題」と考えてみてはどうでしょうか。
「誤解するのは相手の問題」「悪くとるのは相手の問題」など。
それでもし相手が誤解したとしたら、「その時はその時」です。
誤解は、心から謝罪すればとけるはずです。心からの謝罪が通じないとしたら、それもまた「相手の問題」ではないでしょうか。