「考え過ぎないための幸せになる考え方」
「考えるのはいいこと、考え過ぎは苦悩の元」です。
悩ましくなってきたら、「(ちょっと待て)考え過ぎかな?」と、自問できるようになると、自分の“考え過ぎ”に気づけるようになります。
“考え過ぎ”にも、いくつかのタイプがあります。
考えなくてもいいことを考え過ぎ、長時間考え過ぎ、同じことを何度も考え過ぎ、物事を悪く考え過ぎ、余計なことを考え過ぎ、・・・。
幸せになる考え方を身につけることで、生活の中で考え過ぎて悩み苦しむことを減らせるようになれたらいいのではないでしょうか。
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│ 考えなくてもいいことを考え過ぎ
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考えてもしかたがないことや考えなくてもいいことを考え過ぎて悩んでいることがあります。
「この事は考えてもしかたがないことではないか?」「この事は考えなくてもいいことではないか?」とよく考えてみれば、気づけることがあるでしょう。
また、小さいことに“くよくよ”“イライラ”するのも時間と精神的エネルギーの無駄遣いです。
“小さいこと”は“考えなくてもいいこと”である場合が多いでしょう。
考えてもしかたがないこと、もしくは、考えなくてもいいことだと気づいたら、「こんなことを考えるよりも、○○をしよう」のように切り替えられるといいのです。
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│ 長時間考え過ぎ
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悩みや問題を抱えている時に回避しなければならないのは、そのことで疲れ切らないこと、健康や生活に支障をきたさないことです。そのために大事なのは、長時間考え過ぎないことです。
悩ましくなった時に「(長く)考え過ぎではないか?」と自問できるといいのです。
“考え過ぎ”だと気づいた時には、考えるのを少し休んで、できれば気分転換をしたり何か楽しめる時間を挟んで、休み休み考えるのがいいでしょう。
「考えないようにしよう」と思っていても、つい(無意識に)考えてしまうことはあるでしょう。
そういう場合も、自分の“考え過ぎ”に気づいて、考えや気分を切り替えられればいいのです。何度でも。
つい考えてしまうのを予防するための考え方が「今だけは」です。
今だけは「そのことを考えるはよそう」「今のことに集中しよう」「楽しく過ごそう」などと心がけるといいのです。
どんなに大きな悩みがあっても、一日中そのことを考え続けてはいけません。それでは心身ともに疲れきってしまいます。生活にも支障がでます。さらなる不幸を生む原因になってしまうこともあります。
その悩みがいかに重要なことでも一日に一時間とか時間を限って考えることが重要です。
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│ ヘタに考え過ぎ
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ただ過去の出来事を繰り返し想い出したり、人のせいとか自分はダメだとか考えたり、今後の悪い結果ばかりを悲観的に考えていても、つらいだけで問題解決には近づけません。
無意識に考えてしまう時には、このような悪い考え方が多いのです。
悩ましくなった時には、「ヘタに考え過ぎているのではないか?」と自問すれば、気づけることがあるはずです。
同じことを何度も考え過ぎの場合には「堂々巡りはやめよう」、余計なことを考え過ぎの場合には「余計なことを考えるのはよそう」、物事を悪く考え過ぎの場合には「悪く考えてばかりいるのはやめよう。いいように考えよう」などと考えられるといいのです。
考える時間には(無意識に感情に流されてではなく)集中して考えたほうがいいでしょう。
その際に、おすすめするのは、紙に書いて考える方法です。
紙に書きながら考えることで、ヘタな考え方を予防し、“よく考える”ことができます。
悩みがあるとついついその事を考えてしまうものです。それはしかたがありません。そういう時にも、その事を考えているのに気づいて、「あとで(紙に書いて)考えよう」のように考えられるといいのです。
抱えている問題を考える時間と考えない時間を意識してコントロールすることが、悩まない方法であり、問題をよく考えることにもつながるのだと思います。
はじめは難しいかもしれませんが、心がけしだいで少しずつできるようになれるでしょう。
問題について考えても、苦しまなければ、それは“悩み(苦悩)”ではありません。
悩み苦しまずに“よく考える”ことができるようになれたらいいのではないでしょうか。