「イヤな人ともそれなりにつきあうために」

それなりにつきあうポイントと基本

 悪い人間関係で悩んでしまった時には、
 「このままでもいいか」と考えるか、
 「イヤな人ともそれなりにつきあおう」と考えるか、
 「関係を良くしよう」と考えるか、
 その時々に判断し、方針を決められるようになれるといいでしょう。

 自分の方針をはっきりさせれば、それに沿った考えや対応もしやすいでしょう。

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 │ それなりにつきあうポイント
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 たとえイヤな相手でもつきあわなければならない人もいます。
 そういう場合には、「それなりにつきあおう」と考えることで、少し力を抜いて対応できるようになれたらいいのではないでしょうか。

 それなりにつきあうポイントは、次の3つです。

 1.その人と会う前に、心配しすぎない
 2.会っている最中は、なんとかやり過ごせればいい
 3.いっしょでない時には、相手のことを考えない

 それを実践するために、幸せになる考え方を心がけることができればいいのです。

 たとえば、相手と会う前にあれこれ心配しないで、「(会っている時間は)一時の事」と考え、今を大切にする。
 相手と会っている最中に、多少イヤなことがあっても、「こういうこともある」「こんな人もいる」「この人はこういう人」「気まずいこともある」「イヤな思いをすることもある」「ガマン、ガマン」「このぐらいは大丈夫」などと考え、できるだけ軽く受け流す。
 相手といっしょでない時に、つい相手のことを考えてしまっても、「いっしょにいない時にはイヤな人のことを考えるのはよそう」「あんな人のことを考えるより、何かいいことをしよう」と切り替える

 このような考え方を心がけることで、イヤな相手のことを考える時間が減れば、それだけ人間関係で悩み苦しむことも減るでしょう。
 その分の時間と精神的なエネルギーを自分が幸せになるために使えるようになれたら、なおいいでしょう。

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 │ 人づきあいにおける基本的なこと
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 「それなりにつきあおう」と言っても、相手を粗略に扱っていいということではありません。むしろ、そういう相手に対してこそ、人づきあいにおける基本的なことはちゃんとやったほうがいいでしょう。

 人づきあいにおける基本的なこととは、次のようなものです。

・ (自分から)あいさつをする
・ 何かをしてもらった場合には、「ありがとう」と言う
・ 相手に対して悪いと思うことが少しでもあれば、素直にあやまる
・ 気難しい顔やおどおどした態度でなく、穏やかな態度で接する
・ 相手の話をよく聞く
・ 無理な約束はしない。約束した事は守る

 これらは、人とつきあう際には「当たり前のこと」と思う人も多いでしょうが、常にきちんとできる人はそんなにはいないと思います。
 特に、人間関係がうまくいっていない相手に対しては、ついおろそかにしてしまいます。

 逆に、関係が悪化し始めると、このようなことがちゃんとできなくなることから表われるのではないでしょうか。

 自分がこのようなことをおろそかにすることが、関係悪化のきっかけになってしまうこともあります。
 自分がまいた種の結果、自分が苦しむことのないようにしたほうがいいでしょう。

 イヤな人とつきあうことはそれなりの努力にとどめて、もっと自分にとっていいことに力を使い、より幸せに暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。

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 │ 「それなりに」を実践するために
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 イヤな相手といっしょの時に、多少イヤな気もちになるのはしかたがないでしょう。「ある程度はしかたがない」「それなりの我慢は必要」と覚悟したほうがいいでしょう。

 イヤな気もちが強くなってしまうのは、そういう考え方を自分がしているからです。
 悪感情を高めないためには、余計なことを考えずに、幸せになる考え方を繰り返すことです。

 イヤなことがあっても、「こういうこともある」「一時の事」などと考える(心の中で言う)。
 幸せになる考え方をしても、完全に悪感情を消せるわけではありません。「(このぐらいは)しかたがない」「我慢、我慢」などと考えられるといいでしょう。
 「一時の事」「そのうちに終わる」と考えれば、我慢もしやすいでしょう。

 「大丈夫、大丈夫」などと考えることで、自分の心を支えれたらいいでしょう。
 また、「うまくやろう」なんて思わなくていいのです。「なんとかやり過ごせばいい」と考えればいいのです。

 自分の感情をコントロールするために役立つ幸せになる考え方を見つけて、一つ一つ身につけていっていただけたら、と思います。


   

イライラしない

幸せになる考え方